枝毛対策に効果的なシャンプーの選び方

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髪が傷んでいると、髪の毛が縦に裂けることがあり、枝毛になってしまいます。

髪の毛はタンパク質がたくさん集まってできているのですが、傷んだ髪はタンパク質同士のつながりが弱くなるため裂けてしまうのです。

ですから、枝毛対策のためには髪の内側を補修して髪を強くする必要があるんです。

どんなシャンプーを使えば対策できるのをご紹介していきます。

枝毛対策に効果的なシャンプー

枝毛を対策するためには、

  • 髪の内部にPPTを補って補強
  • キューティクルの補修

の2つが必要です。

市販のシャンプーでも少しは配合されているものもありますが、ほとんど効果は感じられない程度です。
こういった成分を配合しているのは、少し特別なシャンプーになります。

例えば、美髪ベースメイクシャンプー『守り髪』なんかが当てはまりますが、ほとんど知られていないシャンプーです。

このようなマイナーだけど補修効果がしっかりしたシャンプーを下記ページにまとめていますので参考にしてみてください。

>>傷んだ髪にいいシャンプー!マイナーだけど高補修力です

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ひどく傷んだ髪にいいシャンプー!マイナーだけど高補修力です

ひどく傷んでパサパサなダメージヘアになってしまった髪・・・ 市販のダメージケアシャンプーを使っても、全然効果がないってことありませんか? ここでは、マイナーだけどダメージ補修力が高いシャンプーを厳選し ...

 
ここからは、枝毛ができる詳しい原因をご説明していきます。

枝毛ができる原因

どうして枝毛ができるでしょうか?
注目したいのは
キューティクルです。

キューティクルは髪の毛の外側をバリア構造で守ってくれているものです。
キューティクルはとてもデリケートで、乾燥や日常のダメージによって剥がれてしまういます。

キューティクルが剥がれてしまった髪の毛は、水分だけでなく髪の栄養やタンパク質まで流れやすい状態になっています。
髪の毛のほとんどはケラチン(=タンパク質)で構成されているため、これを失ってしまうと、髪は栄養失調状態になってしまいます。
そうなると当然、髪の毛の内側はスカスカの空洞に!

弱った髪は摩擦に弱く、枕で擦れただけで傷み、裂けることもあるのです。
これが枝毛ができてしまう原因なのです。

◇枝毛にも種類があります
枝毛にはいくつか種類があります。
「枝毛」と呼ばれているだけに、二股、三股、Y字など、木の枝のような形をしていますよね。

よく見かけるのは毛先にできてしまう枝毛。
ところが、中には髪の毛の真ん中が裂けて空洞になっているものも。
これは放っておくと、どんどん裂けていってしまうので、とても深刻なダメージになってしまいます。

枝毛は髪が傷んでしまうことが原因でできてしまうことは分かりました。
では、なぜ髪が傷んでしまうのでしょうか?

枝毛の原因になる間違ったヘアケアやスタイリング

普段やっていることが、知らず知らずのうちに髪にダメージを与えてしまっていることがあります。
日常のヘアケアやスタイリングの中に、キューティクルがダメージを受ける原因がたくさんひそんでいるのです。
例えば、

  • 洗浄力の強いシャンプーを使っている
  • パーマやカラーリングの回数が多い
  • ヘアアイロンやドライヤーによる熱ダメージ
  • タオルドライのやり方が間違っている
  • 自然乾燥している

などです。
どうしてキューティクルがダメージを受けてしまうのか、順番に見ていきましょう。

洗浄力の強いシャンプーを使っている

ドラッグストアやスーパーで売られているシャンプーに多い、高級アルコール系(硫酸系)と呼ばれる洗浄力の強いシャンプーを使っていると、徐々にキューティクルがめくれ上がってきます。

成分表示を見て、ラウレス硫酸Naなど、硫酸の文字が入った成分が使われているものが高級アルコール系シャンプーです。
高級アルコール系シャンプーは、CMでもよく見る有名なシャンプーが多いので、多くの方が使われていると思います。

他にも石鹸系シャンプーもキューティクルに良くありません。
通常は髪は弱酸性に保たれているのですが、石鹸シャンプーはアルカリ性です。
髪はアルカリ性に傾くと、キューティクルが開いてしまい、ダメージを受けやすくなるのです。

しかも、石鹸シャンプーは洗浄力が強いのでパサつきの原因にもなります。

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パーマやカラーリングの回数が多い

パーマやカラーを楽しんでいるとき、キシキシと傷みが気になった経験はありませんか?

パーマやカラーは、髪の内側に薬剤を浸透させるため、無理やりキューティクルを開きます。
それにより、キューティクルがダメージを受けてしまうのです。

髪が傷んでいるときはパーマやカラーは控え、回数を減らしたりしましょう。

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ヘアアイロンによる熱ダメージ

ヘアアイロン、コテ、ドライヤー、これらのものはスタイリングを行う時になくてはならないもの。
特にドライヤーは髪を乾かすために、ほとんど毎日使いますよね。

これらに共通する「
髪の毛はとてもデリケートで、高い熱を加える事で髪の性質が変わってしまうこともあるんです。

また、間違った使い方をすると必要以上に髪の水分を奪ってしまいます。
局所的に長時間当てたり、過度の使用は避けるようにしましょう。

ドライヤーで髪を乾かすときは20cmくらい離すのがポイント。
風が同じところに当たらないように注意し、8割程度乾いたらアウトバストリートメントをなじませると効果的です。
そうすることによって、水分の蒸発を防ぐことができます。

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また、びしょ濡れの髪を乾かすよりもタオルドライ後の髪の毛の方が乾きやすいですよね。

タオルドライをきちんとしておくことで、髪が熱風にさらされる時間を最小限に抑えることができ、結果的にダメージを防ぐことにもなります。
意外と見落としがちなタオルドライですが、結構重要なのです。

ですが、このタオルドライにも注意が必要なんです!

タオルドライのやり方が間違っている

タオルドライでごしごし拭くと、摩擦でキューティクルがはがれてしまいます。
特に濡れた髪はキューティクルが開いた状態ですので、ダメージを受けやすいのです。

タオルドライは摩擦が起こらないように優しくタオルではさんで水分を吸わせるようにしましょう。

髪を乾かさないままにしている

濡れた髪はキューティクルがひらいたままです。
キューティクルが開いたまま放置すると、ダメージを受けやすい状態のままにしていることになります。

特に乾かさないまま寝てしまうと、枕との摩擦でさらにキューティクルがダメージを受けます。

髪は自然乾燥させず、お風呂上りはすぐに髪を乾かしましょう。

枝毛ができないようにするヘアケアの方法は分かりましたが、残念ながら、できてしまった枝毛を修復することはできません

爪や髪を切っても、血が出たり痛かったりすることは一度もありませんよね。
それは、爪はもちろん、髪の毛もすでに死んでしまった細胞の集まりだからです。

では、できてしまった枝毛はどのようにして処理すればよいのでしょうか?

正しい枝毛の処理方法

一度できてしまった枝毛は切るしかありません。
ただし、切るといっても正しい方法で行わないとまたすぐに再発してしまうのが困ったところ。

斜めにカットしたり、切れ味のよくないハサミを使うことは髪にとってよくありません。
切った断面が大きくなると、水分や栄養が流れ出やすくなってしまうからです。

枝毛をカットする場合は、髪の毛専用のハサミで数センチ上から垂直に切りましょう
枝毛だけを切るのではなく、少し上から切るのがポイントです。
枝毛が出来ている箇所から少し上までダメージが進行している可能性があるからです。

できればセルフカットより美容室で切ってもらう方がオススメです。

そして、ここで忘れてはいけないことがひとつ!

切ったあとの毛先は、しっかりとトリートメントしたり、ヘアオイルを塗って保護しましょう。
そうすることで、毛先から裂けて枝毛になってしまうという悪循環を食い止めることができるんです。

枝毛は処理は切ってしまうのがいいということは分かりましたが、短くなってしまうから切るのはイヤだという方もいるでしょう。
そんな場合は枝毛が目立たないようにするという対策もあります。

枝毛を目立たなくさせるにはどうすればいいの?

できてしまった枝毛を目立たなくするにはどうすればいいのでしょう?
それには、洗い流さないトリートメントがオススメです。

枝毛はダメージを受けて乾燥してしまったためにできやすくなります。
そのため、枝毛がひどいと、パサパサで広がってまとまらないため目立ってしまうのです。

洗い流さないトリートメントならスタイリング剤の役割もありますから、しっとりまとまって目立ちにくくなります。

CHECK
おすすめの洗い流さないトリートメント3つを厳選

オススメの洗い流さないトリートメントを4つ厳選してみました。ヘアクリームとヘアオイルを選んでしますので、髪質やなりたい髪にあわせて使い分けてみてください。

枝毛処理のNG行為

枝毛を見つけたときに、ついついやってしまいがちなのが「抜く」という行為。
なんだか枝毛が少しなくなったような気がしますよね。

でも、ちょっと待って下さい。
果たして、それは正しい枝毛処理の方法なのでしょうか?

もともと、髪や頭皮への様々なダメージが原因で起きる「枝毛」
根本から見直さなければ、枝毛が減るどころか、逆に傷めてしまうことにもなりかねません。
髪を抜くという行為は、毛根に大きな負担を与えてしまいます。

ダメージを受けた毛根は次に生えてくる髪に十分な栄養を与えられなくなってしまい、細くて弱い髪しか生えてこなくなります。
弱い髪は裂けやすいので、また枝毛になってしまうのです。

次に枝毛を裂くという行為。
ついついやってしまうという方も多いのではないでしょうか?

裂いてしまうと、その部分から栄養や水分が流れ出てしまって髪の毛が弱ってしまいます。
そうするとどんどん枝毛が進行しやすい状態になってしまうのです。

枝毛を抜く、裂くは枝毛をなくすためには絶対にしてはいけない事なんです。

まとめ

いかがでしたか?

間違った処理をしていると、枝毛はなくならず髪はボサボサのままです。
正しい処理と髪のダメージ補修をすることで、ツヤツヤでキレイな髪になることができるのです。

枝毛にならないようにするには、とにかく傷んでしまった髪を改善することが大切。
しっかり髪のダメージ補修をして、枝毛ケアをするようにしてください。

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