細い髪を太くする!おすすめのシャンプーとトリートメント

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少し前まで太かった髪が、細くなってきてなんとかしたいと悩んでいる方も多いでしょう。
前髪に隙間ができたり、軽くてふわふわとした浮き毛が増えたりすると気になりますよね。

元のように髪が太くなるためにはどうすればいいのか?
細くなった原因と対策、髪が太くなるシャンプーやトリートメントもご紹介していきます。

1.髪が細くなる原因

髪が細くなるということは、髪の内側のタンパク質が減少してしまっているということになります。
下の絵のように、髪の毛の内側はほとんどが「コルテックス」と呼ばれるたんぱく質でできています。

タンパク質の量が減ってしまうことで、髪は細くなってしまうのです。
では、なぜ髪の内側のタンパク質が減ってしまうのかを見ていきましょう。

1-1.髪のダメージ

パーマやカラーを繰り返すなどして髪が傷んでしまうと、髪が細くなってしまうことがあります。
パーマもカラーも、髪の外側を守っているキューティクルを開いて、内側に薬剤を入れていくことになります。
そのため、タンパク質が失われ、細くなってしまうのです。

シャンプーでも髪が細くなるものがあります。
安いシャンプーは、キューティクルをはがしてしまうほど洗浄力が強いものがあるため、キューティクルの隙間からタンパク質が抜け出てしまいやすくなるのです。

1-2.頭皮環境の悪化

頭皮環境が悪化して、頭皮が硬くなったり、血行が悪くなったりすると、髪に栄養が届きにくくなってしまいます。
髪に栄養届かないと、髪はしっかり育たずに細くなってしまいます。

また、頭皮環境の悪化で、ヘアサイクルが乱れてしまうこともあります。

乱れたヘアサイクルでは、髪がしっかり育つ前に抜け落ちてしまうため、徐々に細い髪の毛が増えてしまうのです。

1-3.加齢

ある程度の年齢までは、髪は太くなっていく傾向にありますが、特に女性の場合は35歳頃から女性ホルモンの低下が始まることで、髪が細くなってしまいます。
他にも、加齢によって代謝が悪くなったり、血行が悪くなったりするため、髪に栄養が届きにくくなることで、髪のハリコシが失われます。

1-4.食生活やストレス

食生活の乱れやダイエットなどで栄養不足になってしまうと、もちろん髪にも栄養が届かず細くハリコシのない髪になってしまいます。
ストレスも、血行を悪くしたり、頭皮の筋肉を硬くしてしまったりしますので、髪が細くなる原因になってしまいます。

2.細い髪を太くする方法

細くなってしまった髪を太くするためには、髪の内側に栄養を補う外からのケアと、体の中から髪に栄養を届ける内側からのケアが必要になります。

2-1.髪を太くするシャンプー

はじめに外側からのケア。
髪を太くするシャンプーとは、髪の内側に栄養を与えてくれるシャンプーです。

髪を太くする成分として注目したいのがPPTです。
PPTとは、ポリペプチドのことで、髪の内側のタンパク質に似たアミノ酸です。
PPTを配合したシャンプーを使うことで、髪の内側に浸透して髪が太くなるのです。

また、傷んでしまった髪にも効果的で、できてしまったダメージホールを埋めてくれる働きがありますから、ダメージヘアで細くなってしまった髪にも有効です。
残念ながら、市販の安価なシャンプーにはほとんど使われていないので、通販で売られているような成分にこだわったシャンプーを選ぶ必要があります。

例えば、美髪ベースメイクシャンプー『守り髪』のようなシャンプーで、PPTが豊富に配合されている、ハリコシが出るタイプのシャンプーがおすすめです。

他にどんなシャンプーがあるかは以下の記事でご紹介しています。

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2-2.髪を太くするトリートメント

シャンプーと同様に、PPTが配合されたトリートメントを使いましょう。
合わせて、CMCも配合されていればより効果的。

CMCはキューティクルを補修する効果があるので、内側からタンパク質が抜け出ないようにしてやせを防いでくれます。

シャンプーでご紹介した守り髪にはトリートメントも用意されていて、PPTとCMCを配合しています。

太いかみになるトリートメントとしてはかなり効果があると思います。

2-3.太い髪になる頭皮ケア

頭皮環境を整えて、ヘアサイクルを正常化することで、しっかりした髪が生えてくるようになります。
そのためには頭皮ケアが必要です。

もし頭皮が汚れているようなら、頭皮クレンジングをして、頭皮をキレイな状態に保ってください。
週に一回程度できるのが理想ですが、美容室でやってもらうとなると、費用面で難しいですよね。
最近では自宅でサロンレベルの頭皮ケアができるキットも販売されているので、そういったものを使ってみるのもいいかもしれません。

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加齢による頭皮の老化も問題です。
頭皮のエイジングは髪のエイジングにもつながります。
早めにエイジングケアを始めてください。

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2-4.食事と睡眠の改善

内側からの改善はやっぱり生活習慣の改善が必要。
栄養バランスの取れた食事を心がけて、髪までしっかり栄養が届くようにしなければなりません。

適度に運動をしたり、ストレスをため込まないようにして、代謝や血行を促進して、栄養のめぐりを良くしましょう。

睡眠も大切です。
髪が一番良く育つ「ゴールデンタイム」という時間帯があり、この時間に睡眠をとっておくことでハリコシのある髪が育ちます。
ゴールデンタイムは夜10時~午前2時。
夜更かしをせずに睡眠を取ることが大切なのです。

3.まとめ

細くなってしまった髪を太くすることは、ヘアケアでもある程度はできます。
ですが、細くなってしまったのには理由があるはず!
細くなってしまった原因を取り除くことで、ヘアケアに頼らず太い髪を取り戻すこともできます。

はじめは髪が太くなるシャンプーやトリートメントを使って改善するのがいいかとは思いますが、長い目で見ると、生活習慣の改善や、パーマやカラーの回数を減らすなどして髪質改善を考えていくほうが良いと思います。

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