頭皮のかさぶた

地肌ケア

治らない頭皮のかさぶたはシャンプーで対策!厳選ベスト5

更新日:

「かゆいし、気になるのでついかさぶたをはがしてしまう」
「毎日シャンプーしてるのにかさぶたが治らない」
「白いフケのようなかさぶたが増えた」

こんなお悩みを抱えていませんか?

頭皮のかさぶたが治らないのは、シャンプーが原因になっている場合もあります。
ここでは、なぜシャンプーが原因で頭皮にかさぶたが治らないのかと、かさぶた対策におすすめのシャンプーをご紹介します。

1.シャンプーが原因で頭皮のかさぶたが治らない

頭皮のかさぶたを治すためには、頭皮を清潔な状態に保ち、さらに頭皮のバリア機能を復活させる必要があります。
ですが、シャンプーのやり方が間違っていたり、シャンプー自体に問題があって、なかなかかさぶたが治らないことがあります。

詳しい原因を見ていきましょう。

1-1.刺激の強いシャンプーを使っていると治らない

洗浄力が強いシャンプー

シャンプーの多くは、硫酸系と呼ばれる強い洗浄成分を使ったものが多いようです。
原価が安く、泡立ちが良くてしっかり洗えるためです。

ですが、かさぶたができてしまっているような頭皮には、こういったシャンプーは刺激が強すぎます。
しっかり洗えるため、皮脂汚れの心配はありませんが、必要な皮脂まで洗い流してしまうため、地肌がかゆくなってしまうのです。

適量の皮脂は、頭皮をコーティングして乾燥や外からの刺激から守るバリアの役割を果たします。
これがなくなると、刺激に敏感になってしまい、かゆみの原因になります。
皮脂が不足して湿疹ができるため、皮脂欠乏性湿疹と呼びます。

かゆみが止まらないため、掻きむしってしまってかさぶたが治らないということになるのです。

1-2.シャンプーのしすぎも頭のかさぶたの原因に

頭皮にかさぶたができたり、赤みがあったりすると、頭皮が汚れていると思って一日に2回かそれ以上シャンプーする方もいます。
確かに皮脂はしっかりとれるのですが、実は皮脂のとりすぎは逆効果なんです!

洗浄力が強いシャンプーを使うのと同じで、地肌のバリアがなくなることで、かゆみが止まらずかさぶたが治りにくいのです。

また、皮脂が少なすぎると、頭皮は皮脂不足と判断して逆に皮脂をどんどん分泌してしまいます。
その結果、逆に頭皮がベタつくようになり、炎症を起こしてかさぶたができる原因になることもあります。
これを、脂漏性皮膚炎と呼びます。

脂漏性皮膚炎とは?

脂漏性皮膚炎は、主に頭皮や顔に現れる炎症です。
脂漏性皮膚炎の主な原因は、マラセチアというカビ(雑菌)の繁殖です。

マラセチア菌

マラセチアはヒトの皮膚に常に存在している常在菌なのですが、皮脂をエサにしているので、皮脂が多い環境にいるとどんどん増えてゆき、マラセチアの代謝物が頭皮に炎症を起こし、かさぶたができるのです。

頭皮は皮脂腺が多く皮脂の分泌量が多いため、もともと脂漏性皮膚炎が起こりやすい場所です。

1-3.シャンプーがきちんとできていないのも原因

シャンプーがきちんとできていなくて洗い残しがあると、脂漏性皮膚炎によるかさぶたの原因になります。
皮脂の洗い残しはもちろん、トリートメントやコンディショナーの洗い残しも頭皮のべたつきの原因になり、かさぶたが治りにくくなります。

低刺激なシャンプーを選んだつもりが、全然洗浄力がなくて、汚れを落とせていない場合もあります。
後でご紹介するシャンプーは、適度な洗浄力があり、しかも低刺激なものをピックアップしています。

1-4.頭皮のかさぶたができるその他の原因

最後に、シャンプー以外で頭皮にかさぶたができる原因を見ていきましょう。

ストレス

ストレス

ストレスがたまると、ホルモンバランスが崩れたり、血流が悪くなるなどして代謝が悪くなります。
代謝の悪化が原因で皮脂の分泌量が増えてしまうことがあります。
これがマラセチア菌が増える原因になり、炎症やかさぶたができてしまうのです。

思春期や更年期など、ホルモンバランスがくずれやすい時期に皮脂分泌量が多くなる傾向があるため、脂漏性皮膚炎が発症しやすいとも言われています。
なるべく普段からストレスを溜めないような生活を心がけ、予防をしていく必要があるのです。

ターンオーバーの乱れ

ストレスや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの変化などにより、頭皮のターンオーバーが乱れることがあります。
正常なサイクルから乱れてしまうと、普段は見えないくらい細かい角質が、大きくなってはがれ、皮脂とまざって頭皮に残ってしまいます。
そうすると、雑菌が増えてかゆみや炎症の原因となり、かさぶたができてしまうのです。

頭部白癬

皮膚糸状菌と呼ばれるカビによって起こる、かゆみを伴う発疹です。
白癬菌とも呼ばれ、水虫を引き起こす菌もこの一種です。

水ぶくれもできるので、つぶしてしまうことでジュクジュクしたかさぶたができてしまいます。

カラーリングによるアレルギー

カラー剤にはジアミンと呼ばれるとても刺激が強い物質が使われています。
ジアミンは、アレルギーを引き起こす物質としても知られています。

アレルギーによって、かゆみや炎症を起こして、かさぶたの原因になることもあります。
特に、市販のカラー剤は刺激が強いので自分で染める場合は注意が必要です。

2.頭皮のかさぶた対策にいいシャンプーベスト5

ここからは、頭皮のかさぶた対策におすすめのシャンプーをご紹介していきます。

ハーブガーデン

ハーブガーデン
天然由来成分100%のオーガニックシャンプー
アミノ酸系洗浄成分で、髪と地肌を低刺激で洗い上げてくれます。
7つのオーガニックハーブ成分が、地肌を保湿、抗菌してくれ、頭皮環境を整えてくれます。
オーガニックなのにきしまず、泡立ちが良いので、洗い残しによるベタつきもありません。

公式サイトはこちら
>>ハーブガーデン

 

わたしのきまり

わたしのきまり
クリームで洗うタイプの珍しいシャンプーです。
洗浄力や刺激の強い界面活性剤は使われておらず、天然のオイルによって皮脂汚れを落とすことができます。
地肌にダメージを与えるものを無くして、良いものだけを使うことで頭皮環境を改善してかゆみ対策ができるので、頭皮のかさぶた対策にもぴったりです。

公式サイトはこちら
>>わたしのきまりクリームシャンプー

 

すこやか地肌美容液シャンプー

すこやか地肌

頭皮の炎症によって起こるフケ、かゆみを抑えるシャンプー。
低刺激なアミノ酸系洗浄成分、炎症を抑える整肌成分、そして頭皮のバリア機能を高める保湿成分の3つにより、頭皮のトラブルを解決してくれます。
頭皮の乾燥を防ぎ、炎症を鎮めることで、かさぶたが治りやすい状態を作れます。

頭皮を守るための頭皮用美容液もあるので、合わせて使うとさらに効果的です。

公式サイトはこちら
>>すこやか地肌美容液シャンプー

 

守り髪

守り髪
アミノ酸系シャンプーですが、洗浄力が調整されていているので、低刺激なのでしっかり地肌を洗うことができます。
ベタつかず、乾燥もしないという、絶妙なバランスの洗浄力です。
頭皮環境を整えやすいシャンプーです。
髪の補修力も高いシャンプーなので、頭皮ケアとヘアケアが一度にできてしまいます。

公式サイトはこちら
>>美髪ベースメイクシャンプー『守り髪』

 

ドットエヌシャンプー

トットエヌシャンプー
頭皮に優しいオーガニックシャンプー。
日本初のCOSMOS認証を取っています。
COSMOSとは、欧州5団体がオーガニックの世界統一基準を目指して作った基準です。
低刺激で頭皮にも優しい国産のシャンプーをお探しの方に人気です。

公式サイトはこちら
>>ドットエヌシャンプー

 

3.頭のかさぶたをはがすとハゲる?

頭皮のかさぶたをはがしてしまうと、ハゲるのではないかと心配になりますよね。
かさぶたをはがしてしまったときのダメージによっては、その部分から髪が生えてこない可能性があります。

例えば、頭を切ってしまったなどのケガをすると、その部分から髪の毛が生えてこないのと同じで、あまりにも強くかきむしって、何度もかさぶたをはがしていると、地肌へのダメージが大きくなって、髪がはえてこなくなってはげてしまう可能性があります。

かゆみ対策も含め、シャンプー以外にどのような予防をしておけばいいか見ていきましょう。

4.かさぶたができないように予防する

シャンプーを見直したら、かさぶたができないように、また治りやすいように予防を心がけましょう。
気を付けておきたいポイントをまとめてみました。

2-1.食生活の改善と運動をしよう

食事

頭皮にかさぶたが出来てしまう理由には日頃の食生活も関係しています。
脂質の代謝を促し皮膚や爪、髪の再生に関係しているビタミンB2や脂質、たんぱく質のバランスが悪くなると皮膚の代謝が上手く行われず頭皮かさぶた原因になってしまいます。

バランスの良い食事を摂ることでしっかり体に吸収されやすい栄養素なので普段の食生活を見直せば改善する可能性が高いのです。
やはり普段から不摂生な食生活をしていると頭皮にも栄養が行きわたらなくなり、色んな障害を起こします。

また代謝を高めると身体の血行が良くなるので適度な運動も日頃から欠かせません。
運動を行うことで代謝も良くなるので筋肉もついていき、発汗することによりストレス軽減にも繋がります。

2-2.紫外線対策と保湿

紫外線を直接頭皮に受けてしまうと頭皮が日焼け状態となってしまい、炎症やかぶれ、頭皮の乾燥を引き起こしてかさぶたになってしまうこともあります。
乾燥が起きてしまうと自然と頭皮にかさぶたができやすくなるので、なるべく外出時には紫外線から頭皮を守るための帽子をかぶったり日傘をさすことをおすすめします。

かさぶた予防のためには、頭皮がかゆくてもあまりかいてしまわないように頭皮のかゆみや乾燥をおさえるための保湿をしていく必要もあります。

2-3.無意識にかさぶたをはがしてしまう場合

かゆみがあるなどして、寝ている間などに無意識にかさぶたをはがしてしまうことはありませんか?
かさぶたははがしてしまうと、ジュクジュクした汁が出てきてベタつきやニオイの原因になります。

かゆい場合は指の腹でかくなどし、爪を立てないように気を付けましょう。
寝ている間など、どうしてもかいてしまう場合は深爪気味に爪を切ったり、手袋をして寝るなどの対策をとりましょう。

まとめ

頭皮のかさぶたを治すためには、余分な皮脂は残さないようにしっかり頭皮を洗わなければいけませんが、必要最低限の皮脂が残るようにする必要があるので、バランスが難しくなります。

そこで、シャンプーは低刺激でも、きっちり地肌を洗えるものを選ぶ必要があるのです。
頭皮のバリア機能を保つことで、炎症を抑えてかさぶたの原因となるかゆみを抑えてくれるでしょう。

>>もう一度かさぶた対策シャンプーをチェックする

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