太くてかたい髪はまとまりにくいので、スタイリングが大変ですよね。
「太い、硬い、多いの三拍子で扱いづらい・・・」
「ヘルメットみたいな髪になってしまう・・・」
「湿気が多いと広がってしまう・・・」
といった声もよく聞かれます。
そこでここでは、
- 太くて硬い髪をまとまりやすくする方法
- 太くて硬い髪を柔らかくするシャンプーとは
などについてご紹介していきます。
1.太くてかたい髪と柔らかい髪の違い
髪の毛は外側のキューティクル、内側のコルテックス、中心のメデュラで出来ています。
かたい髪はキューティクルの層が何層にも重なり、髪の毛をしっかり守っています。
コルテックスも多くあり、しっかり詰まった状態です。
つまり、しっかりした、ハリコシがある髪というわけです。
逆に柔らかい髪はキューティクルの層が薄くなっている状態で、かたい髪と比較してコルテックスもぎゅうぎゅうに詰まっているわけではありません。
生まれつきの髪質の影響もありますし、はげしく傷んだ髪も、キューティクルがはがれ、コルテックスも少なくなっているので柔らかくなります。
もちろん、ハリコシはなくなるのでいい状態ではありません。
髪質は簡単にチェックすることが出来ます。
髪の毛を1本抜いて、その髪を指に巻きつけ、離してみましょう。
髪の毛がすぐに元の状態に戻ったらかたい髪、元の状態に戻るのが遅いときは柔らかい髪と言えます。
髪質の違いは分かりましたが、太くて硬い髪をさらに扱いづらくしているものがあります!
それが髪の乾燥によるパサつきです。
2.パサつきで髪がさらに硬くなる
乾燥してパサついてしまうと、髪はかたくて動きにくくなってしまいます。
寝癖はパサパサになって固まってしまった状態なので、濡らして直そうとします。
濡らすと水分を含んで柔らかくなるため、寝癖が直るというわけです。
それでは、パサパサになってしまう原因は何でしょう?
- 洗浄力が強いシャンプーを使っている
- タオルドライでゴシゴシしている
- 自然乾燥させている
- ヘアアイロンやコテを長時間使っている
などが考えられます。
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あなたの髪がパサパサな理由、ご存知ですか?ここでは髪がパサつく10の原因と、パサつきを対策する方法についてご紹介します。
順番に見ていきましょう。
2-1.浄力が強いシャンプーを使っている
洗浄力が強いシャンプーはキューティクルを剥がしてしまいます。
キューティクルがはがれると、内側から水分が抜けだしてパサパサになってしまうのです。
よく名前を聞くシャンプーの多くは、乾燥させてしまうほど洗浄力が強いものが多いようです。
適度な洗浄力で、しかもキューティクルを補修する成分(CMC)が使われているシャンプーが最適ですが、太くてかたい髪の場合、補修しすぎるとゴワゴワになってしまうので要注意。
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2-2.タオルドライでゴシゴシしている
タオルドライでゴシゴシ拭くように摩擦を与えていると、キューティクルがはがれてしまい、乾燥しやすくなってしまいます。
濡れている髪はキューティクルが開いた状態ですので、摩擦に弱くなっています。
髪をはさみこむようにして水分をタオルに移すイメージで優しくタオルドライしましょう。
2-3.自然乾燥させている
自然乾燥はドライヤーを使わないから髪に優しいと思っていたら大間違いです!
濡れたままにしていると、キューティクルが開いたままになっているので内側から水分が逃げていってしまいます。
そして、濡れたまま寝てしまうと、枕との摩擦でキューティクルがはがれてしまいます。
タオルドライの後はすぐに乾かすのが鉄則なのです。
2-4.ヘアアイロンやコテを長時間使っている
太くてかたい髪はスタイリングが難しいので、どうしてもアイロンやコテを使う時間が長くなってしまいます。
しかし、キューティクルは熱に弱いのでダメージを受けやすいのです。
できるだけ短時間で済ませられるようにしましょう。
■ここまでのまとめ
- 髪を柔らかくするには水分が重要
- 安価なシャンプーは髪を乾燥させてしまうものが多い
- お風呂上りのヘアケアも重要
髪を乾燥させないこと、保湿することが重要だということが分かってきました。
それでは、どんなシャンプーを使えば柔らかくまとまる髪にできるのでしょうか?
3.太くて硬い髪を柔らかくするシャンプー
太くて硬い髪の人が選んではいけないシャンプーがどんなシャンプーか確認し、その後で髪の毛を柔らかくするシャンプーをご紹介していきます。
太くて硬い髪に合わないシャンプーとは、
- 硫酸系洗浄成分のシャンプー
- せっけんシャンプー
- 補修効果の高いシャンプー
この3つは太くて硬い髪にはオススメできないシャンプーです。
ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na
ラウリル硫酸アンモニウム
ラウリル硫酸TEA
など
他にも、高級アルコール系や石油系などとも呼ばれます。
実は、市販のシャンプーに多く使われているんです。
洗浄力が非常に強いために髪を乾燥させてしまいます。
同様に、せっけんシャンプーも洗浄力が強すぎるため、パサパサでごわごわになりやすいのです。
ダメージ補修系のシャンプーも合わないでしょう。
補修効果の高いシャンプーは、髪の内側にたんぱく質に似た成分を浸透させて補修するのですが、太い髪の場合、髪の内側にたんぱく質がしっかり詰まっているため、広がってさらに扱いづらい髪になってしまうことがあります。
それでは、髪が柔らかくなるシャンプーはどんなシャンプーでしょうか?
それは、
- アミノ酸系シャンプー
- 保湿効果の高いシャンプー
の2つがポイントになります。
適度な洗浄力で髪を乾燥させないこと、保湿して髪をうるおった状態にしておくことが大切なんです。
主にしっとり系のシャンプーを選ぶことになります。
しっとり系のシャンプーは、パサつきやすい髪におすすめ!しっとりまとまるシャンプーでご紹介していますが、その中でもオススメなのがクイーンズバスルームです。
アミノ酸系で、ヒアルロン酸などの保湿成分もしっかり使われています。
キューティクルの補修効果があり、水分を外に逃がしにくくする効果がありますが、内側のダメージ補修効果はそれほどないので柔らかくしっとり仕上がります。
トライアルセットがあり、トリートメントとヘアオイルが用意されています。
柔らかくまとまりやすい髪にするには最適なキットになっています。
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シャンプーを見直したけど、もっとまとまりやすくしたい!という女性には、洗い流さないトリートメントとしてヘアオイルを使ってみるのはいかがでしょうか?
4.ヘアオイルで柔らかくまとまる髪に!
ヘアオイルなどの洗い流さないトリートメントは、保湿するには即効性があっておすすめです。
オイルは保湿力は高いのですが、ベタつきやすいので選び方に注意が必要です。
さらっとしたタイプのオイルを選んで、付けすぎないように、少しずつ足しながらなじませるのがポイントです。
ただし、乾燥するタイプのシャンプーを使っていては意味がありませんので、シャンプーを見直した上でヘアオイルも使ってみるか検討してみてください。
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おすすめの洗い流さないトリートメント3つを厳選
オススメの洗い流さないトリートメントを4つ厳選してみました。ヘアクリームとヘアオイルを選んでしますので、髪質やなりたい髪にあわせて使い分けてみてください。
5.やってはいけない!こんな方法
髪を柔らかくすると言われている方法で、これはやってはいけないというものがあります。
ヘアアイロン(コテ)で熱を加える
髪に160~180度の熱を与えると内側の細胞が変化し、髪が柔らかくなると言われていますが、逆効果です。
キューティクルが傷みますし、乾燥してしまいますので逆にかたくなってしまいます。
さらに、高温で髪の内部のたんぱく質が変質すると、かたくなってしまうのです。
牛肉に熱を加えすぎると硬くなってしまうのと同じなんです。
髪もたんぱく質でできていますから、同じように硬くなってしまうのです。
縮毛矯正を行う
縮毛矯正をすると、扱いやすくなりますし、悪くはないのですが、やはりダメージを受けますから、後々乾燥してかたくなる原因になってしまいます。
6.かたい髪に似合う髪型
かたい髪でもおしゃれに決めたいですよね。
もちろんシャンプーやリンスで髪質を変えるのもいいですが、そのままでも髪を柔らかく見せる方法があります。
1つはウェーブパーマが効果的です。
髪に動きを与えてくれるので軽くみえます。
明るめのヘアカラーをしてみるのもオススメです。
少しカットしてショートマッシュボブにしてみるのも髪を柔らかくみせてくれる効果がありますよ。
7.まとめ
太くて硬い髪を柔らかくするためには、乾燥を防いで、しっかり髪を保湿する必要があることが分かりました。
そのためには、シャンプーの見直しから始めてみてください。
洗浄力が強すぎる成分が使われていないか、保湿成分は配合されているのかをチェックしてみてください。
シャンプーを見直したらヘアオイルなどでさらに保湿することも効果的です。
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