全然取れない寝癖!
朝からイライラしますよね。
実は、寝癖の原因は髪の乾燥!
寝癖がつく原因が分かれば、寝癖がつかない方法も分かってきます。
ここでは寝癖がつかないシャンプーや、寝癖がつかない方法をご紹介します。
寝癖をつきにくくする方法
シリコン入りコンディショナー
ブローでクセをのばしておく
寝る前にブラッシング
ヘアオイルで保湿
枕カバーを変える
寝癖がつく原因
寝癖がつく原因は、基本的にはくせ毛と同じ。
髪が水分不足で乾燥しているからなんです。
寝癖を直すとき、水に濡らしますよね?
水に濡れて水分を含むと髪は真っ直ぐになります。
水分を含んだ髪は柔らかく、簡単に元の状態に戻れるからです。
反対に乾燥した髪は硬くなり、形を変えることができなくなります。
寝ている間にうねった状態で乾燥してしまった髪はそのままクセがついた状態で固まり、寝癖になってしまうのです。
くせ毛になるもっと詳しい原因は、こちらの記事を参考にしてください。
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くせ毛の10の原因と全対策まとめ
くせ毛を伸ばすために縮毛矯正をしてるけど、枝毛だらけでもうイヤ!という方のために簡単にくせ毛をまっすぐにする方法をご紹介します。一番重要なのは、実はシャンプー。アミノ酸系の少しいいシャンプーを選んでみてください。
寝癖の原因は乾燥と分かりましたが、具体的にどういうことをすると寝癖がつきやすくなってしまうのか、順番にご説明していきます。
髪を乾かさずに寝る
髪は濡れている状態だと、キューティクルが開いています。
キューティクルが開いたまま寝てしまうと、髪の内側の水分が枕にどんどん吸われていくので乾燥してしまいます。
また、髪は濡れた状態だと柔らかいので、そのまま寝てしまえば髪の形が変形してしまいます。
クセが付いたまま乾燥してしまうと、その形で固まってしまうため、寝癖ができてしまうのです。
ヘアバンドでまとめる
髪を乾かさずにヘアバンドで髪をまとめている女性は少なくないと思いますが、これも寝癖の原因。
ヘアバンドに水分が吸われて乾燥してしまいます。
ヘアバンドでまとめたまま寝ると寝癖が付かないという話も聞いたことがありますが、ダメです!
ヘアバンドしている部分でクセが付いてしまいますし、乾燥の原因にもなるので、寝癖がつきやすくなります。
ヘアゴムでまとめたまま寝る
これも寝癖対策として聞いたことがありますがNGです。
ゴムで止めた部分でクセが付いてしまいます。
もふもふな枕カバー
特に冬になると、肌触りの温かい、もふもふな枕カバーにしていませんか?
こういった枕カバーは髪の水分を吸いやすいので、乾燥してしまいます。
朝起きたときにはパサパサな状態で固まって寝癖になってしまっているのです。
寝返りを打たない
寝相が悪いと寝癖がつきやすいとよく言われますが、寝返りを全く打たないのも寝癖の原因になります。
同じ場所を下にしていると、押しつぶされた髪の部分にクセが付いてしまいますし、そこだけ乾燥してしまうことになります。
適度な寝返りを打っている方が寝癖対策にもいいのです。
寝癖が出やすい髪
髪型が髪質によっても、寝癖がつきやすくなったりします。
髪型では、ショートやミディアムなどの短めの髪の方が寝癖がつきやすいです。
長い髪でも、同じヘアケアをしていれば同じようにクセはつきやすいのですが、短い分だけ外にはねたりしやすいので、寝癖として目立つというわけです。
寝癖が付きやすい髪質はくせ毛と同じ。
- パサパサ
- 硬い
- 多い
- ダメージヘア
などになります。
洗浄力が強すぎるシャンプー
硫酸系などの洗浄力が高いシャンプーを使っていると、髪が乾燥して寝癖がつきやすくなります。
硫酸系シャンプーは、キューティクルもはがれやすくなるので、特に乾燥しやすいシャンプーです。
市販の安いシャンプーに多いので、注意が必要です。
寝癖がつかないシャンプー
硫酸系などの洗浄力が強すぎるシャンプーを使っていると寝癖がつきやすくなります。
逆に、寝癖がつきにくいシャンプーはアミノ酸系のシャンプーです。
髪とのなじみも良く、適度な洗浄力なので髪が乾燥しません。
低刺激なので、髪へのダメージも心配ありません。
キューティクルがはがれないので、髪の内側から水分が逃げだすこともありません。
髪は保湿されていれば柔らかいので、寝癖がつきにくいのです。
シャンプーの選び方はくせ毛対策シャンプーと同じです。
以下のページに髪質別のくせ毛対策シャンプーをまとめていますので参考にしてください。
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寝癖をつきにくくする方法
寝癖がつく原因が分かったところで、ここからは寝癖がつかないようにする方法をご紹介します。
寝る前のヘアケアが大切なんです。
シリコン入りコンディショナー
ノンシリコンが当たり前になってきましたが、シリコンによるコーティングの効果は髪の乾燥を防ぐのに最適。
あえてシリコンが主成分のコンディショナーを使うことで髪をコーティングして保護します。
そうすることで、髪を乾燥から防ぎ、寝癖がつきにくくなるのです。
使うのはドラッグストアで売られている安価なコンディショナーで十分です。
ただし、髪が傷んでいる場合はトリートメントも併用した方がいいでしょう。
髪の内側が傷んでいると、外側からコーティングしても寝癖がついてしまいます。
ちゃんと髪の内側に浸透して補修できるトリートメントを選びましょう。
こちらの記事を参考にしてみてください。
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おすすめのトリートメント5つを厳選(インバス編)
おすすめのトリートメント(洗い流すタイプ)を5つご紹介します。また、髪質に合ったトリートメントの選び方もお教えします。
ブローでクセをのばしておく
お風呂上りにはすぐに髪を乾かすことが寝癖対策になります。
髪は濡れた状態ではキューティクルが開いているため、水分がどんどん外に逃げ出して乾燥の原因になります。
キューティクルは髪が乾くことで閉じます。
その時に注意することは、オーバードライにならないよう、9割程度まで温風で乾かすこと。
そして、最後に冷風で根元から毛先に指をすべらせて、キューティクルを閉じるように乾かしていきます。
毛先を引っ張りながら乾かすと効果的。
髪は温かい状態から冷えるときに形が決まるので、伸ばして真っ直ぐした状態で冷やすことでクセが取れるのです。
ブラッシングをしておく
ドライヤーの後のブラッシングをすることも寝癖対策には効果的です。
一本の髪の毛の中でも水分量にばらつきがあるとうねりやすくなります。
ブラッシングをすることで水分量を均一にすることができるので、うねりを防いで寝癖がつきにくくすることができるのです。
ブラシは、静電気の起きやすいプラスチック製のものではなく、獣毛を使ったブラシが最適です。
静電気対策だけではなく、皮脂も髪全体に行きわたって保湿効果がでるのです。
ヘアオイルで保湿
ブラッシングの後に少量のヘアオイルを髪になじませておくのも寝癖対策には効果的です。
髪に潤いを与えてクセがつきにくくする効果と、髪をコーティングすることで寝ているときに枕に水分を奪われるのを防ぐ効果があります。
枕カバーを変える
水分を吸いやすい素材や静電気が起こりやすいまくらカバーだと、寝癖がつきやすくなってしまいます。
少しお値段はしますが、寝癖対策のためにはシルク素材の枕カバーがおすすめです。
髪の乾燥も防げますし、静電気対策にもなります。
寝返りを全く打たないのも寝癖の原因になりますので、自分に合った高さの枕に変えるのもいいでしょう。
高さが合っていれば、適度に寝返りが打てるようになるので、同じ部分だけ水分が失われたりクセがついたりしにくくなるので、寝癖対策になるのです。
まとめ
寝癖ができなくするには、徹底的に髪を潤すことが必要です
やはり一番効果があるのはシャンプー。
髪を乾燥させるシャンプーを使っているのと保湿効果が高いシャンプーを使っているのとでは全然違ってきます。
特に髪がパサパサしているようなら寝癖がつきやすいので、今回ご紹介した方法で髪の水分量をアップさせてみてください!
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