オーガニックシャンプーに変えたら髪のきしみがひどくなった!という経験はありませんか?
髪が絡まるし使いにくいけど、髪や頭皮の健康のために、我慢して使い続けているという女性も少なくありません。
ここでは、オーガニックシャンプーときしみの関係と、きしみの対策方法についてご紹介していきます。
1.オーガニックシャンプーで髪がきしむのはなぜ?
本物のオーガニックシャンプーは、化学成分を使用せず、肌に優しい洗浄成分で出来ているので、頭皮や髪に優しいというのが最大の特徴です。
石油系の合成界面活性剤などを使わず、肌への刺激が少ない成分を使っているので、頭皮を傷める心配もありません。
ですが、きしみやすく、使いにくいものが多いのがデメリットです。
なぜ、オーガニックシャンプーはきしみやすいのでしょうか?
1-1.ノンシリコンが原因
オーガニックシャンプーは基本的にはノンシリコンです。
(安い偽物のオーガニックシャンプーにはシリコンが使われていることがあります)
シリコンのコーティングがなくなると、髪の毛の表面の滑りが悪くなり、きしんだり、絡みやすくなります。
シリコンは髪の滑りを良くするためのもので、石油系の界面活性剤が使われているシャンプーには必ずといっていいほど入っているものです。
というのも、石油系のシャンプーは洗浄力が強くて、必要な皮脂まで洗い流してしまいますから、シリコンが入っていないと髪がバサバサになってしまい、とても使えたものではないからです。
オーガニックシャンプーは低刺激な洗浄成分が使われているので、適度に皮脂を残してくれるので、シリコンを入れる必要はないという考え方なのです。
ですが、オーガニックシャンプーに切り替えると髪がきしむと最初のうちは感じることが多いのはなぜでしょうか?
それは、あなたの髪が傷んでいるから
髪が傷んでキューティクルがめくれ上がっていると、皮脂がコーティングしていても指通りの悪さや絡まりやすさは改善しません。
今まではシリコンでコーティングされていて、傷んでいるのに気づかなかったのが、ノンシリコンになってきしみや絡みとなって出てくるのです。
本物のオーガニックシャンプーを使い続けていれば、髪が傷むことがなくなるので、新しく生えてきた髪はキューティクルが整ったままになります。
そうすれば、適度な皮脂が髪をコーティングして指通りが良くなり、ツヤも出てくるようになります。
髪が生え変わるまで我慢しないといけないので、多くの女性がオーガニックシャンプーをあきらめたり、シリコン入りのリンスやコンディショナーに頼ってしまうのです。
では、きしまないオーガニックシャンプーは無いのでしょうか?
1-2.きしまないオーガニックシャンプー
USDA認証を取っている、95%以上オーガニック成分のシャンプーは、補修成分が少なく、髪が生え変わるまで我慢しなければなりません。
オーガニック認証にこだわらなければ、天然成分100%の国産オーガニックシャンプーがあります。
こういったシャンプーなら、キューティクルを補修する成分が使われていたり、ノンシリコンでも天然のオイルで髪の表面をコーティングしてくれるものもあるので、リンスやコンディショナーなしでもきしみにくいのです。
はじめはこういったシャンプーを使って髪の傷みを補修しながら健康な髪への生え変わりを待って、キューティクルが整ってからオーガニック認証を取っているようなシャンプーに変えてみてはいかがでしょうか?
実際にどんなシャンプーがあるかは、以下の記事でチェックしてみてください。
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1-3.安いオーガニックシャンプーにご注意
「オーガニック」といいながら、有害な物質を含んでいる質の低いシャンプーがあることも事実です。
価格の安いオーガニックシャンプーに特に多いでしょう。
日本ではオーガニックシャンプーについては明確な表示基準がなく、ほんの少しでもオーガニック原料を使用していれば「オーガニックシャンプー」という表示が可能なのです。
実際には髪のダメージの原因となる硫酸系洗浄成分が使われていて、オーガニック成分はわずか。
それでいてノンシリコンのシャンプーであれば、当然髪はきしみますし、使い続けて髪が慣れていくこともありません。
安いオーガニックシャンプーを買うと、逆にコスパが悪かったという目に合うかもしれませんので注意が必要です。
2.髪のきしみ対策について
やっぱり認証を取った本物のオーガニックシャンプーを使いたい!
そんな女性のためにきしみ対策の方法をご紹介します。
2-1.補修効果の高いトリートメントを使う
髪の傷みがひどいと、オーガニックシャンプーに慣れるまでにも時間がかかります。
ですから、オーガニックシャンプーを使いながら、まずは髪のダメージを先に修復していきましょう。
そのためには補修効果の高いトリートメントを使います。
トリートメントには髪を洗った後にお風呂で使う、洗い流すタイプのインバストリートメントと、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントがあります。
どちらがいいのかというと、カラーやパーマの繰り返しで髪がかなり傷んでいる、という場合は、髪の内部から補修が出来るインバストリートメントを使うのがおすすめです。
髪がパサつく、乾燥ぎみという人はアウトバストリートメントで髪の外側も補修していきましょう。
トリートメントの栄養成分で髪の補修をすることで、段々シャンプーのきしみも気にならなくなっていくでしょう。
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おすすめのトリートメント5つを厳選(インバス編)
おすすめのトリートメント(洗い流すタイプ)を5つご紹介します。また、髪質に合ったトリートメントの選び方もお教えします。
2-2.シャンプー後のヘアオイル
せっかくオーガニックシャンプーを使っているのだからシリコン入りのコンディショナーは使いたくないですよね。
そんな場合は天然成分100%のヘアオイルをコンディショナー代わりに使いましょう。
タオルドライの後に髪になじませましょう。
ドライヤーの前に使うことで、ドライヤーの熱から髪を守る効果もあります。
洗い流さないトリートメントとして使える天然のヘアオイルは、以下の記事で紹介していますのでチェックしてみてください。
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おすすめの洗い流さないトリートメント3つを厳選
オススメの洗い流さないトリートメントを4つ厳選してみました。ヘアクリームとヘアオイルを選んでしますので、髪質やなりたい髪にあわせて使い分けてみてください。
3.結論!リンスは必要?不要?
結論としては、
きしまないオーガニックシャンプーを使えばリンス不要
です。
それには、ハーブガーデン
また、パーマやカラーの繰り返しなどで、ひどく髪が傷んでいる場合は、やはりシャンプーだけではきしんでしまうでしょう。
キレイな髪に生え変わるまではリンスやトリートメントは必要です。
傷んでいても、生え変わるまでオーガニックシャンプーを使うというのは、これからキレイな髪を育てるためにはとても良いことです。
髪と頭皮の健康と、美髪のためのヘアケアをしたいなら、本当にいいオーガニックシャンプーを選んで使い続けてみてください。