女性の薄毛を防止するシャンプーのやり方と選び方

薄毛は男性だけでなく、女性にとっても大きな問題！

薄毛対策としては自宅でできるシャンプーも有効な手段なので、シャンプーの方法や選び方について正しい知識を持っておきましょう。

１．お湯の温度とすすぎが大切

薄毛が気になりだすと、シャンプーをする度に髪が抜けてしまうように感じて、シャンプーするのが嫌になるかもしれません。

ですが、きちんとシャンプーを行い、頭皮を清潔に保つことで抜け毛を防ぐことができます。

正しくシャンプーをするために覚えておきたいポイントは、「お湯の温度」と「すすぎ」です。

一般的にシャンプーのときには体温よりもやや高めの38℃くらいがちょうどいいといわれています。

35℃以下の低すぎるお湯で髪を洗うと、十分に皮脂を落とすことができず、皮脂詰まりを起こしてしまいます。

毛穴に皮脂が詰まると薄毛の原因となるので、低すぎる温度には注意してください。

すすぐときには、2、3分程度時間をかけて丁寧に洗い、シャンプーのすすぎ残しがないようにしましょう。

頭皮を揉むように洗い、雑菌が繁殖しないようにします。

皮脂汚れを落としたすすぎのときには温度を低くしても特に問題ないため、30℃くらいまでなら温度を下げても構いません。

２．頭皮マッサージが効果的

薄毛対策には、血液を循環させる頭皮マッサージも効果的です。

多くのツボは1つの症状だけでなく、肩こりや眼精疲労などいくつかの症状に利きますので、全体的に体調を改善できるかもしれません。

もっとも爪を立てたり力を入れ過ぎたりするとかえって頭皮に傷をつけてしまい、逆効果です。

そこで、正しいマッサージの方法を覚える必要があります。

朝・晩の2度行うとより効果が得やすくなりますが、忙しいときには晩の一度だけ行いましょう。

温かいお風呂に入り、シャンプーをした後にマッサージをすると、血行が促進されている分、効果が現れやすくなります。

親指以外の4本の指の腹を耳のすぐ上にあるツボ「角孫」にあててください。

親指を後頭部に置くとより安定した状態でツボを押すことができます。

そして、4本の指で下から上に血液を送るイメージでゆっくりと円を描いてみてください。

その後、指の位置をゆっくりと上にずらしていくと良いでしょう。

また、頭のてっぺんにあるツボ「百会」を親指の腹で押すマッサージも薄毛対策として効果的です。

息を吐きながら3秒ほど時間をかけて押していき、3秒ほどキープし、息を吸いながらゆっくりと離す過程を何度か繰り返してください。

そのほか髪の生え際にあるツボ「風池」を親指で押しても血行を促進できます。

３．薄毛防止に効果的なシャンプーとは？

薄毛の原因は人によって異なるため、できれば自身の薄毛の原因を把握して、それを解決してくれるシャンプーを選びたいところです。

一般的に薄毛で悩む女性が抱えているトラブルは、頭皮環境の悪化と更年期などによる女性ホルモンバランスの乱れです。

頭皮環境を整えたい場合には、アミノ酸シャンプーを利用すると良いでしょう。

薄毛の大敵である乾燥を防ぎ、潤いを守ってくれます。

「ラウロイル」や「ココイル」といった表記のされているものがアミノ酸シャンプーです。

また、フルボ酸やキャピキシルなどの育毛成分の配合されているシャンプーもおすすめです。

逆に洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮を傷める可能性があるため、避けた方が無難です。

いくつか試してみて、自分に合ったシャンプーを見つけてみてください。