多くの赤ちゃんが経験してしまう乳児脂漏性湿疹をご存知でしょうか?
ほとんどの赤ちゃんに発生する脂漏性湿疹は一過性のものですが適切なケアで完治します。
ここではそんな乳幼児に多い乳児脂漏性湿疹の対策法をご紹介します。
1.乳幼児に診られる脂漏性湿疹とは
赤ちゃんに多く見られる脂漏性湿疹の特徴は体にはあまり現れず首より上にできやすいとされています。
頭皮がかさぶたで覆われてしまったり、眉毛の中に出来てしまったり、おでこやほっぺなどにカサカサとした赤い湿疹が現れることがあるのです。
脂漏性湿疹の原因には皮脂の分泌過多が要因となっていることが多く、分泌された皮脂を溜めないことが予防法となります。
ですので普段から赤ちゃんの皮脂汚れをしっかりと落とし清潔を維持することが大切なのです。
毎日の入浴で皮脂やかさぶたの脂を落としていくことが重要です。
2.赤ちゃんの頭皮ケアの方法
頭皮にできてしまった脂漏性湿疹は、家庭用シャンプーやオイルマッサージを行うことで解消されます。
最初にお湯で頭皮を優しく洗い流し、少量のベビーシャンプーやベビー石鹸を使用して頭皮を優しくマッサージするように拭き取ります。
そして赤ちゃん用のベビーオイルは赤ちゃんの顔から足の先まで使える万能オイルなので1つ常備しておきましょう。
そんなベビーオイルですが赤ちゃんの髪の毛にもとても良い効果があるので髪の毛にも使用できます。
赤ちゃんの肌は大人よりも皮膚が薄くできていて非常にデリケートなので肌に水分を保つことができないため、とても乾燥しやすい部分なのです。
乾燥肌とはお肌のバリア機能が落ちてしまうので、そのまま放置しておくとカサカサ肌になってしまいます。
ベビーオイルやワセリン、ベビーローションなどを適切に使用して保湿アイテムとして赤ちゃんの頭皮を守ってあげましょう。
3.赤ちゃんの頭皮のかさぶたのケア
頭皮にできてしまったかさぶたは、盛り上がりカサカサしているのでつい爪ではがしたくなってしまいますよね。
しかし、そんなかさぶたはむやみにお母さんやお父さんの指ではがす行為はやめましょう。
それというのも赤ちゃんの頭皮は非常に柔らかいため、傷つきやすく、かさぶたを無理にはがすと出血してしまいます。
そして血が出てしまうと更にかさぶたが悪化する恐れもあるのです。
また脂漏性湿疹はホルモンの関係で生後すぐに現れるのですが、頭皮が8か月臭い状態になったり頭皮からの過剰な分泌物や老廃物が原因で悪臭を放つこともあります。