頭皮ケアにホホバオイルが良いというのは聞いたことがあるのではないでしょうか?
ですが、一体どんな効果があって、どのようにして使えばいいのか分からないという方も多いでしょう。
ここでは、
- ホホバオイルにどんな効果があるのか
- ホホバオイルの使い方
- おすすめのホホバオイルは?
などについてお話ししていきたいと思います。
1.ホホバオイルとは?
ホホバと呼ばれる植物の実や種から抽出されるオイルです。
主成分はワックスエステルという脂分で、人間の皮脂の主成分もワックスエステルです。
皮脂と同じ成分なので、お肌や頭皮になじみが良く、保湿するのにはぴったりなオイルです。
無精製のホホバオイルは、ゴールデンホホバオイルと呼ばれ、美しい金色をしています。
加熱処理していないので、ビタミンやアミノ酸などの栄養素が豊富に含まれています。
そのため、美容液としても使うことができます。
1-1.ホホバオイルが頭皮の乾燥を防ぐ
ホホバオイルは、皮脂と同じ成分ですので、皮脂が不足して乾燥してしまった頭皮を保湿することができます。
ゴールデンホホバオイルなら、保湿と合わせて頭皮に栄養を与えることもできます。
さらに、不要な角質を落としたり、毛穴に詰まった皮脂を除去するオイルクレンジングとしても使えます。
乾燥を防ぐと同時に、頭皮の環境を整えることもできるのです。
1-2.ホホバオイルはヘアケアにも使える
さらにさらに、ホホバオイルは洗い流さないトリートメントとしてヘアケアにも使えます。
パサつきやすい髪を保湿してまとまりやすくしたり、髪をコーティングすることでドライヤーの熱や紫外線から髪を守ることもできます。
2.頭皮の乾燥を防ぐホホバオイルの使い方
はじめにシャワーで髪と頭皮の汚れを洗い流して、水気を切ります。
頭皮にたっぷりめのホホバオイルをなじませて10分ほど待ちます。
このとき、蒸しタオルで頭をくるんでおくと、栄養の浸透効果が高まります。
時間が経ったら、シャンプーをしてホホバオイルを洗い流します。
オイルを頭皮に付けた後に、頭皮マッサージをしておくのも効果的です。
同時に毛穴に詰まった皮脂を落とすことができるので、頭皮の状態を清潔に保つことができ、フケやかゆみ対策にも効果があります。
3.おすすめのホホバオイル
オーガニックホホバオイル(NATURAL ORCHESTRA)
(ECOCERT / COSMOS)
非加熱のコールドプレスで抽出されているため、栄養素が豊富に含まれています。
頭皮のエイジングケア、抜け毛ケアにも使えます。
公式サイトはこちら
>>NATURAL ORCHESTRA「オーガニックホホバオイル」
ここまで、ホホバオイルによる頭皮の乾燥対策をみてきましたが、そもそも、なぜ頭皮が乾燥してカサカサになってしまうのでしょうか?
4.頭皮がカサカサになる原因
頭皮がカサカサになる主な原因は乾燥。
脱脂力が強いシャンプーを使っていたり、間違ったヘアケアによって頭皮が乾燥してしまいます。
乾燥した頭皮はバリア機能が失われ、炎症によってかゆみが発生してかさぶたができる原因になります。
それでは、頭皮が乾燥する詳しい原因を見ていきましょう。
4-1.洗浄力が強すぎるシャンプーを使っている
ドラッグストアで買えるシャンプーの多くはかなり洗浄力が強めに作られています。
成分を見るとラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naといった硫酸系の洗浄成分が使われています。
こういったシャンプーは洗浄力が強すぎるために頭皮の皮脂を必要以上に洗い流してしまい、乾燥させてしまいます。
その結果、頭皮がカサカサになってしまうのです。
頭皮を乾燥させないためにはどんなシャンプーがいいのかは、以下の記事で詳しくご説明していますので、興味があればチェックしてみてください。
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4-2.一日に二回以上シャンプーをしている
洗浄力が強すぎるシャンプーを使うのと同じように、シャンプーの回数が多いと、必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥の原因になってしまいます。
頭皮のにおいが気になる人は、気にしすぎて朝起きてからもシャンプーをしてしまうのではないでしょうか?
実は、シャンプーのし過ぎで逆ににおいの原因になることもあるんです。
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髪や頭皮が臭う原因は皮脂の過剰分泌と、頭皮環境の悪化による雑菌の繁殖です。皮脂コントロールを正常にすることと、頭皮を清潔に保つことで臭い対策ができます。
4-3.ドライヤーの使い方が間違っている
ドライヤーで髪を乾かすときに、頭皮に近づけすぎていませんか?
頭皮に熱風が当たりすぎると乾燥の原因になります。
ドライヤーは20cm以上離して使うのが基本です。
また、同じところにずっと風を当て続けていませんか?
これも頭皮がカサカサになる原因になります。
まんべんなくドライヤーを動かしながら乾かして、一か所だけ髪や頭皮が熱くならないようにしましょう。
4-4.シャンプーをするときに地肌を傷つけてしまっている
シャンプーをするときに、爪を立てて洗っていませんか?
爪を立てて洗うと地肌を傷つけてしまいます。
地肌が傷つくと、自然のバリア機能が失われて乾燥の原因になります。
また、頭皮のかゆみの原因にもなります。
シャンプーをするときは、指の腹で優しく洗いましょう。
ここまで、頭皮が乾燥する原因を見てきましたが、どうすれば頭皮のカサカサやかさぶたを解消することができるのでしょうか?
5.カサカサ頭皮とかさぶたの解消法
ひとつは、先ほどご紹介したホホバオイルによる頭皮ケアです。
頭皮に皮脂と栄養を補って、乾燥対策をすることができます。
もう一つは低刺激なシャンプーを使うこと。
洗浄力が強いシャンプーを使っていると、必要な皮脂まで洗い流してしまって乾燥の原因になります。
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治らない頭皮のかさぶたはシャンプーで対策!厳選ベスト5
頭皮にかさぶたができる原因はシャンプーのやり方やシャンプー自体が原因になっていることがほとんどです。はがすのがくせになっている場合は要注意!悪化の原因になり、なかなか治らなくなってしまいます。
また、シャンプーのやり方も大切。
シャンプーをする前にしっかり予洗いをすることで、少量のシャンプーで済みますし、ある程度の汚れを事前に取ることができます。
ぬるめのお湯でしっかりと洗髪することで、予洗いでは汚れの8割程度が落ちると言われているのです。
そしてシャンプーをする時は爪を立てて洗わずに、指のお腹を使って優しく洗いましょう。
爪でゴシゴシと洗ってしまうと頭皮の角質層が傷ついてしまい、このような刺激から頭皮を守るバリア機能が低下したり、頭皮の水分保持力も下がってしまうリスクがあります。
また頭皮の乾燥を防ぐために洗浄力が弱いシャンプーを使用している人は、安心感から1日に何度もシャンプーをする人がいますが、あまり洗い過ぎても必要な油分まで取ってしまうことになるので逆効果となります。
最後のすすぎは地肌にしっかりとお湯を当てるように洗い流し、洗い残しが無いようすすいで行きましょう。
頭皮の乾燥に良い食べ物とは
頭皮の乾燥に効果的な食べ物ではコラーゲンを多く含む食べ物などが良いとされているので、例えば鶏の皮や手羽先、豚足などが効果的です。
頭皮の乾燥が気になる人はこれらの食材を積極的に摂ることで頭皮の乾燥対策になるのではないでしょうか。
コラーゲンが体内で作られる時にビタミンCと鉄も使用されますが、ビタミンCを多く含んだ果物や野菜、レモン、みかん、トマトなども摂取しましょう。
また鉄を多く含む食材も大切なので、鉄分が多いレバーや納豆、小松菜、ほうれん草なども一緒に摂るようにしましょう。