髪がペタンコになってしまう原因は、大きく分けて5つ。
- ダメージ
- べたつき
- スタイリングのやり方
- シャンプー、トリートメント
- 体質や体調
また、雨の日の湿気などのその他の原因も含めて、25のぺったんこになる原因と対策方法をご紹介していきます。
髪のダメージが原因
髪が傷むとハリコシがなくなって、髪がぺたんこになりやすくなります。
髪が傷む代表的な原因と対策方法をご紹介します。
1.ヘアカラー
ヘアカラーを繰り返していると髪が傷んでハリがなくなってきます。
髪の内側のたんぱく質が流出するのと、髪がアルカリ性になることが原因です。
ヘアカラーの回数を減らしたり、ダメージ補修力のあるシャンプー、トリートメントを選びましょう。
2.パーマ
パーマもカラーと同様に、髪がダメージを受けてハリがなくなります。
パーマ液もアルカリ性なので、これもハリがなくなる原因に。
ちゃんとパーマ液を除去できない美容室もあるようなので、信頼できる美容室を見つけましょう。
こちらも対策は回数を減らす、シャントリを見直すなどになります。
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3.縮毛矯正
縮毛矯正も髪が傷むからというのもあるのですが、元々うねってふんわりしていた髪がストレートになることで、まとまりすぎてペタンコになるということがあります。
あまり極端に真っ直ぐにせずに、自然な感じのストレートにしてもらうようにしましょう。
髪のべたつきが原因
髪がベタつくと、重みで髪がペタンコになってしまいます。
髪のベタツキの原因をまとめてみました。
4.頭皮環境の悪化
頭皮環境が悪化して、皮脂の分泌量が多くなってしまうとべたついて髪がペタンコになってしまいます。
まずは頭皮のトラブルを解消しましょう。
地肌が汚れている場合は、クレンジングシャンプーを使って清潔に保ちましょう。
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5.シャンプーのしすぎ
べたつくからと言ってシャンプーをし過ぎると、逆にべたつきやすくなります。
皮脂を過剰に洗い流すことで、頭皮がより多く皮脂を分泌しようとするからです。
対策には、洗浄力が強すぎないシャンプーで、一日一回だけのシャンプーにすることが必要です。
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6.ヘアオイルのつけすぎ
パサつきを対策しようとして、アウトバストリートメントとしてヘアオイルを使うことがあると思いますが、付ける量が意外と難しいんです。
付け過ぎになることが多く、その結果ペタンコになってしまうことも。
ヘアオイルは一回で付けるのではなく、少しずつ数回に分けてつけることで付け過ぎを防ぐことができます。
なじみのいい、さらっとしたタイプのオイルを使うのもいいでしょう。
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7.シャンプーを毎日しない
疲れて帰ってきて、シャンプーするのが面倒になってしまって、シャンプーを一日おきにしていたりしませんか?
思っている以上に皮脂は一日でたまるため、ベタついてペタンコになってしまうことがあります。
スタイリングのやり方
スタイリングのやり方が原因で、髪がぺたんこになることがあります。
詳しい原因と対策方法をご紹介します。
8.ヘアアイロン、コテ
ヘアアイロンで真っ直ぐにしすぎることで、うねりが取れすぎてペタンコになってしまうことがあります。
適度なストレートにしておくことで、ふんわり感を残すことができます。
また、熱によるダメージで髪が傷んでしまってハリがなくなるのも原因の一つです。
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9.ドライヤー
髪を乾かすときに、上から風を当て続けると、髪が根元から押さえつけられてペタンコになってしまいます。
根元を立たせるように乾かすことでふんわり仕上げることができます。
また、ドライヤーの熱ダメージもハリコシがなくなる原因になります。
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10.スタイリング剤
ワックスなどのスタイリング剤を付け過ぎることで、髪が重くなってペタンコになりがちです。
少量ずつ使うことで、付け過ぎを防ぐことができます。
ワックスで形を作った後に、スプレーで形をキープさせることで、ふんわり感を保つこともできます。
11.ブラシが汚れている
ヘアブラシの手入れをしていないと、ブラシに汚れがたまってしまい、それが髪に付着することでベタツキの原因になります。
特に目の細かいブラシは汚れがたまりやすいので注意しましょう。
12.カット
運が悪く技術力のない美容師に当たってしまうと、髪をすき過ぎたり、変なすき方をされてボリュームが出ず、ペタンコになってしまうことがあります。
予約しようとしている美容師のインスタを見るなどして、技術力をチェックするのもいいかもしれません。
シャンプー、トリートメント
シャンプーやトリートメントによって、髪がペタンコになってしまうことがあります。
どんなシャンプー、トリートメントがダメなのでしょうか?
13.シャンプー
洗浄力が強すぎるシャンプーはNG。
必要以上に皮脂を取りすぎて、逆に皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。
また、補修力のないシャンプーはハリを復活させられないのでふんわり仕上げることができません。
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14.トリートメント
しっとりしすぎるトリートメントを使っていると、重くなってボリュームがでません。
髪の内側を補修してハリコシを出すタイプならいいのですが、髪の外側に皮膜やオイルをつけるタイプのトリートメントはペタンコになりやすいのです。
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体質や体調
生まれつきの髪質や、体調、年齢の変化などによっても髪がぺたんこになることがあります。
15.産後
産後に髪がべたつきやすくなってぺたんこになる方も少なくないようです。
一時的なものである場合が多いみたいなので、しばらく様子を見てみましょう。
産後ケア用のシャンプーなどもあるようです。
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16.加齢
年齢と共に、女性の髪はハリがなくなってきます。
そのため、だんだん髪がペタンコになってくるのです。
髪のハリが低下してきたら、エイジングケア用のシャンプーやトリートメントに切り替えましょう。
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17.生まれつきの髪質
細くて柔らかい猫っ毛のような髪質だと、ハリが少ないためにふんわり感が出しにくくなります。
ハリコシが出やすいシャンプーやトリートメントを使ったり、スタイリング剤なを少な目にするなど、できるだけ髪が軽くなるようにしましょう。
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18.薄毛
薄毛が進行すると、髪にハリコシが出にくくなり、ぺたんこになってしまいます。
薄毛対策ができるヘアケア商品を使って、早めにケアしておくことが大切です。
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19.ホルモンバランス
ストレス、更年期、出産など、女性はホルモンバランスの変化が起こる時期がいくつかあります。
女性ホルモンが減少すると、髪にハリがなくなってくるため、ぺたんこになってしまう場合があります。
ホルモンバランスの変化に合わせて、ハリコシが出やすいシャンプーに変えるなどを試してみてください。
20.生活習慣
生活習慣の乱れにより、髪のハリがなくなり、ぺたんこになることがあります。
食生活の乱れや睡眠不足、運動不足なども髪に栄養が届きにくくなり、ハリが無い髪になってしまうのです。
その他
最後に、湿気や静電気など、その他の原因を見ていきましょう。
21.寝癖
寝起きの髪がぺたんこになっていませんか?
ハリがなく、水分量も少ない髪だと、寝ている間に髪が枕に押しつぶされてペタンコになってしまいます。
寝ている方向によって、後頭部がぺたんこになったり、サイドがぺったんこになったりします。
直す方法は、一度全体を水で濡らしてから、根元が起き上がるようにドライヤーで乾かすことです。
ハリがあってしなやかになるシャンプーを使えば、寝起きでもぺたんこにならずに済みますよ。
22.静電気
静電気によって髪がぺたっとくっついてしまったり、静電気によるダメージで髪にハリがなくなることでふんわり感が出ないこともあります。
静電気が発生するのは、髪が乾燥しているからです。
シャンプーやトリートメントを見直してみましょう。
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23.帽子やヘルメット
帽子やヘルメットをかぶると、どうしても髪がぺちゃんこになってしまいますよね。
対策としては、
- スタイリング剤を付けなおす
- 手ぐしで根元からかき上げる
- 帽子を浅くかぶる
- まとめ髪にしてしまう
などがあります。
24.湿気
雨の日の湿気で髪がペタンコになるのは、髪が湿気を吸い過ぎてしまうから。
湿気を吸いやすくなる原因はキューティクルが剥がれているからです。
キューティクルは髪の水分量の調整をする働きがあるため、剥がれてしまうと水分が出たり入ったりしやすくなるのです。
対策としては、キューティクルを補修できるシャンプーやトリートメントを使うことです。
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25.髪のさわりすぎ
髪をさわりすぎると、手の皮脂が髪に移ってしまってべたつきの原因になります。
その結果、髪は重くなってペタンコになるのです。
髪をさわるクセがついてしまっている方は気にしてみてください。