雨の日は湿気でヘアスタイルがきまらない!
朝がんばって仕上げても、すぐにぺたんこになってしまうと嫌になってしまいますよね。
髪がぺたんこになる原因は髪が湿気を吸って重くなるから。
特に猫っ毛だと重みに負けてぺったんこになりやすいんです。
解決方法は、できるだけ湿気を吸わない髪にすること、そして重みに負けない髪にすることです。
どうすればいいのか、詳しく説明していきます。
1.髪がぺたんこになる原因
雨の日に髪がぺたんこになる理由は2つ。
- 湿気を吸って重くなる
- やわらかい髪質
順番に説明していきますね。
1-1.湿気を吸いやすい髪になってる
湿気を吸いやすい髪とは、ズバリ傷んでいる髪!
健康な髪の毛は、キューティクルがしっかり重なって閉じているので、外から水分が入りにくくなってします。
しかし、傷んでキューティクルがはがれてきている髪は、キューティクルの隙間から水分は入り込んでしまいます。
水分を吸った髪は重くなり、髪の根元がつぶれてぺたんこになってしまうのです。
1-2.髪が細くて柔らかい
髪の毛が細かくて柔らかい髪は、ぺたんこになりやすいんです。
元々猫っ毛で細くて柔らかい髪質のためにハリコシが無い場合もありますし、傷んでしまってハリコシが無くなっている場合があります。
やわらかくて細い髪は重みに負けやすいので、水分を吸って髪が重くなってしまうと、根元がつぶれてぺたんこになってしまうのです。
1-3.コンディショナーなどで重くなっている
髪にいいと思って、コンディショナーやトリートメントが少し髪に残るようにしていませんか?
重みで髪がぺたんこになってしまいますよ。
他にも、しっとり系のシャンプーを使っていたり、ワックスなどの重めのスタイリング剤を使っている場合も、髪がぺたんこになりやすいんです。
特に雨の日や湿気の多い日は、より重くなってしまってスタイリングがぺたんこにつぶれてしまうんです。
シャンプーをするときのすすぎ不足で、皮脂やスタイリング剤が残ってしまうのも、ぺたんこ髪の原因になります。
2.雨の日のぺたんこ髪対策
雨の日でもぺたんこにならない髪にするためには、
- 湿気を吸わない髪にする
- 重みでつぶれないようにスタイリング
の2つがポイントになります。
2-1.湿気を吸わない髪にする
髪が水分を吸ってしまう原因はキューティクルのダメージ。
対策するにはキューティクルを補修する成分、CMCが使われているシャンプーやトリートメントを使うこと。
CMCは、はがれているキューティクルをくっつける接着剤のような働きをする成分です。
キューティクルがしっかり閉じていれば、髪は水分を吸いにくくなります。
ダメージ補修系のシャンプーには、ハリコシが出るタイプのものもありますので、猫っ毛で髪がつぶれやすい女性におすすめです。
どういったシャンプーがあるかは、以下の記事を参考にしてみてください。
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2-2.ふんわりをキープするスタイリング
次に、できるだけふんわり髪をキープさせるスタイリングの方法です。
シャンプーをした後、しっかり根元から立ち上がるようにドライヤーでかわかします。
ドライヤーの使い方は、内側からふんわりさせながら髪の根元に風をあてていきます。
その時に意識するのは分け目です。
いつもの分け目と反対側に向かって髪を流しながらドライヤーをかけてみます。
そうするといつものクセとは違う方向に髪が流れるので、ボリュームアップしやすくなりますよ。
うまくできないときは頭を逆さにしてかけると根元からしっかり立ち上がります。
ドライヤーの後は、髪の内側から丁寧にブラッシングをしてキープ力のあるスプレーでしっかりキープします。
ぺたんこ髪の対策は、スプレーでのふんわりキープがおすすめです。
ワックスやクリーム、洗い流さないトリートメントなど油分の多いベタつくタイプのスタイリング剤だと余計重みでぺたんとしてしまいます。
コンディショナーやトリートメントは、頭皮にではなく、髪の毛先にだけつけるようにしましょう。
どうしてもトップや全体的にボリュームが出ない時にはトリートメントはせず、シャンプーだけというのも試してみるといいかもしれません。
地肌がべたつきやすくてぺたんこになりやすいなら、ふんわり系のシャンプーを使ってみましょう。
おすすめは以下のページで紹介していますので参考にしてみてください。
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ぺたんこ髪解消!根元からふんわりするシャンプー
髪がふんわりせずにペタンコになる原因は、 髪が傷んでいる 髪がベタついている 加齢によるハリコシの低下 の3つが考えられます。 3つのタイプ別にオススメのシャンプーをご紹介します。 ■目次 クリックで ...
全体をふんわりさせるには、
ヘアアイロンでトップを根元から巻きます。
アイロンは少し太めのものがいいでしょう。
ボリュームアップしたいところの毛束を取って、くるくる巻いてください。
前髪がぺたっとなるのが気になる場合は、カーラーで巻いておくのもおすすめです。
2-3.ヘアスタイルを変える
ふんわり見えるヘアスタイルに変えてしまうという方法もあります。
短めのボブやショートでふんわりとボリュームのある髪にみせるのもかわいくっていいですよね。
トップを短めにカットすることで、エアリーにみせたり、ワンカールのパーマをかけてふわふわで立体感のあるヘアスタイルにすることができます。
また、フェイスラインに沿うようにカットしたり、顔の周りを内巻きにしたりすることで小顔効果も得られ、スタイリングも簡単なのでおすすめです。
ゆるい三つ編みやサイドアップ、ハーフアップなどのアレンジもふんわりと見せるには効果的でしょう。
おくれ毛を活かしたり、ねじってふわふわ感をだしたり、シュシュなどのふんわりアイテムを使うのもいいですね。
ラフな大人かわいいスタイルを作ってぺたんこ髪を乗り切ってください。
3.まとめ
雨にも負けないふんわり髪を作る方法をご紹介してきました。
ポイントは2つだけ!
- キューティクルを整える
- 髪を重くさせない
です。
特にキューティクルが整うことで湿気を吸いにくくなるので改善効果大です。
少し特別なシャンプーが必要ですが、一度チャレンジしてみてください。