シャンプーがなかなか泡立たないことってありませんか?
シャンプーを変えたら泡立たなくなったとか、日によって泡立たないときがあるとか、様々だと思います。
シャンプーが泡立たない原因は、そもそも泡立ちにくいシャンプーを使っている場合と、シャンプーのやり方によって泡立たない場合があります。
詳しい原因と、泡立ちを良くするマル得テクニックをご紹介していきたいと思います。
1.シャンプーが泡立たない原因
シャンプーが泡立たない原因は、次の3つです。
- 泡立ちにくいシャンプーを使っている
- シャンプーの仕方が良くない
- 髪や頭皮の汚れ
順番に見ていきましょう。
泡立ちにくいシャンプーを使っている
アミノ酸系などのシャンプーは、低刺激で髪や頭皮に優しいのですが、泡立ちにくいものが少なくありません。
市販の硫酸系のシャンプーは、洗浄力が強く泡立ちがいいのですが、髪や頭皮が乾燥する原因になるため、あまりオススメできません。
逆にベタつきの原因になることもあります。
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髪や地肌がべたつく原因は洗浄力の強いシャンプーかも
ドラッグストアの安いシャンプー。それ地肌のべたつきの原因かも?硫酸系の強すぎる洗浄力のシャンプー皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。アミノ酸系の低刺激シャンプーの中でも、きちんと汚れを落とせるように調整されたシャンプーを選ぶことが大切です。
アミノ酸シャンプーの中にも、泡立ちも良くなるように調整されたシャンプーもあります。
また、洗い方を見直すだけでも泡立ちがよくなるので、髪や頭皮のことを考えるならアミノ酸シャンプーを使いこなした方がいいのです。
シャンプーの仕方が良くない
シャンプーの泡立ちが悪くなってしまう、だめだめポイントをご紹介します。
- シャンプー前のすすぎが足りない
- お湯の温度が低い
- 髪全体が濡れていない
- シャンプーの量が少ない
この4つのポイントに当てはまっていないかチェックしてみてください。
髪や頭皮の汚れ
髪や頭皮の汚れが多いとシャンプーの泡立ちが悪くなってしまいます。
ほこりや汗などによる汚れもありますし、皮脂の分泌量が多いために頭皮がべたついていることが原因になっている場合もあります。
また、ワックスやスプレーなどの整髪料をつけている場合も泡立ちが悪くなってしまいます。
2.泡立ちを良くする方法
ここまでに説明した、泡立ちが悪くなる3つの原因に対して、それぞれの対策方法をご紹介していきます。
シャンプーを変える
シャンプー自体が泡立ちにくいものなら、シャンプーを変えてみましょう。
硫酸系と呼ばれるシャンプーは、泡立ちが良く、シャンプーのやり方を気にしなくても泡立ってくれます。
ですが、髪のダメージの原因になり、パサパサで指通りの悪い髪になってしまいますし、頭皮がべたつく原因にもなります。
できれば低刺激なアミノ酸系シャンプーを使いましょう。
アミノ酸系シャンプーは泡立ちが悪いものが多いので、以下のページを参考に、泡立ちが良いアミノ酸系シャンプーを選んでみてください。
泡立ちを良くするシャンプーの仕方
注目するポイントは、シャンプー前に汚れをどれだけ落とせるかです。
この方法を取り入れれば、泡立ちが良くないシャンプーでも結構泡立つようになりますよ。
ブラッシング
髪を洗う前にブラッシングをしておきましょう。
ほこりなどの汚れが落とせるので、シャンプーの泡立ちがよくなります。
予洗い
シャンプー前のすすぎのことです。
整髪料を使っている場合は、特に念入りにしておきましょう。
髪を濡らすためだけではなく、お湯で汚れを落とすことを心がけてください。
髪全体がしっかり濡れていることも、シャンプーをするときの泡立ちの良さにつながってきます。
お湯の温度は38℃くらい。
このくらいの温度が、シャンプーの泡立ちが一番良くなるのです。
シャンプーをする
適量を取ってシャンプーをしていきましょう。
少なすぎると泡立ちません。
手に取って、手の上で軽く泡立ててから髪になじませると、髪全体に行きわたって泡立ちやすくなります。
泡立てようとしてゴシゴシしてしまうと、髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
優しく、髪の内側に空気を入れるようにしながらシャンプーすると、泡立ちがよくなってきます。
泡立たないと、二度洗いする方も多いと思いますが、髪や頭皮には良くない場合もあるので、二度洗いの注意点をご説明していきます。
3.二度洗いには注意が必要
髪や皮脂の汚れをしっかり落とすことができる二度洗いですが、気を付けなければいけないポイントもあります。
二度洗いをすることで地肌の皮脂は落とされますが、この皮脂は本来、地肌の潤いを保ち、外部の汚れから皮膚を守るバリア機能の役割も果たしているため、二度洗いをすることによって、この必要最小限の皮脂さえも落としてしまう可能性があります。
そうすることで地肌が乾燥してしまい、それが結果的にフケにつながることもあります。
フケだけではなく、薄毛、抜け毛の原因になることも。
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一般的にシャンプーは一度洗いで髪や地肌の汚れが落ちるように成分が配合されているため、特に洗浄力の強いシャンプーで二度洗いした場合は頭皮に強い刺激を与えてしまい頭皮環境が不安定になります。
その結果、髪や地肌が乾燥してしまい、抜け毛が起きてしまう場合があります。
二度洗いの上手なやり方
二度洗いする場合は、できるだけ頭皮の洗いすぎを防ぐようにしましょう。
一回目は、少量のシャンプーを手に取って軽く泡立て、頭皮につかないよう、髪だけになじませます。
しっかりすすいだあと、二回目は頭皮を洗う感覚でシャンプーをしていきます。
こうすることで、二度洗いでも頭皮の乾燥を防ぐことができます。
できればシャンプーは低刺激なアミノ酸系シャンプーを使った方がいいでしょう。
違うシャンプーで二度洗いしても大丈夫?
二度洗いで違うシャンプーを使うことは特に問題ありません。
普段、美容室に行った際は二度洗いされることが多いと思いますが、美容室によっては一度目のシャンプーと二度目のシャンプーを変えているところもあるそうです。
その理由は、一度目のシャンプーでは汚れを落とすため、二度目のシャンプーでは地肌に低刺激のシャンプーを用いて優しく地肌を洗い上げるためです。
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そのため、違うシャンプーを使用する際は、その「洗浄力」が一番重要になってきます。
一度目のシャンプーは汚れを落とすために洗浄力の強いシャンプー、二度目のシャンプーは地肌ケアのために低刺激成分のシャンプーを選ぶようにしましょう。
そして、一度目と二度目で同じシャンプーを使用する場合には洗浄力の強いシャンプーだと髪や地肌の負担になるので、なるべくアミノ酸系などの低刺激なシャンプーで洗髪し、髪や地肌を健やかに保ちましょう。
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