ダメージした髪は、髪の内部のたんぱく質が失われて、スカスカで弱い髪になってしまいます。
そうすると、ブラッシングの時などに髪が切れやすくなってしまうのです。
切れ毛を対策するためには、髪の補修が必要!
どんなシャンプー、トリートメントを使えば、髪のダメージ補修ができるかをご紹介します。
切れ毛対策に効果的なシャンプー
髪が切れるほどのダメージは、主にカラーやパーマの繰り返しによって起こります。
ですので、ハイダメージな髪をしっかり補修する成分が入ったシャンプーを使う必要があります。
市販のダメージケアシャンプーは、ほとんどが髪の表面をコーティングして保護するだけで、髪の内側を補修する成分はほとんど入っていません。
それでは切れ毛を対策することができません。
髪の内部補修をするためには、PPTと呼ばれる成分が使われているシャンプーを選ぶ必要があります。
PPTはダメージによってできたダメージホールを補修する役割があるのです。
こういった補修成分がしっかり使われているシャンプーには美髪ベースメイクシャンプー『守り髪』
マイナーだけど、補修力がしっかりしているシャンプーにどんなものがあるか、こちらにまとめてみたので参考にしてください。
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切れ毛になる髪はこんな状態
切れ毛になってしまう髪は、髪の毛の内部のタンパク質、アミノ酸などが不足してダメージホールができ、スカスカになっています。
スカスカになった髪の毛は水分をキープすることも難しく、パサついてしまうことも特徴です。
弱くなったり、乾燥して硬くなった髪は、ブラッシングなどで力が加わると切れてしまうのです。
髪の毛がスカスカになってしまう原因には、髪の毛の表面を覆っているキューティクルがダメージを受けて剥がれてしまっている、または剥がれやすくなっていることが挙げられます。
髪の毛を守る大切なキューティクルが、生活の色々な場面でダメージを受けて剥がれてしまうと、髪の毛の内部のタンパク質や水分が流れてしまい、髪の毛がスカスカになって切れ毛を起こしやすくなるという訳です。
キューティクルにダメージを与えて、髪の毛をスカスカにしてしまう原因として考えられるのは、毎日のシャンプーの仕方やドライヤーのかけ方なども関係しています。
もちろん、食事から十分な栄養を摂取していないことや睡眠不足、ストレスなども関わっていると考えられるので、生活習慣を整えることが切れ毛のケアには大切なのです。
切れ毛と枝毛の違いは?
切れ毛も枝毛も、実は原因は同じなのです。
傷んで弱くなった髪が横に切れるのが切れ毛で、縦に裂けると枝毛になります。
ですから、切れ毛が多い髪は枝毛もできやすい髪になってしまいっているのです。
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枝毛対策に効果的なシャンプーの選び方
枝毛ができるとボサボサでかっこ悪いですよね。枝毛は間違ったヘアケアや洗浄力が強すぎるシャンプーを使うことでできてしまいます。適度な洗浄力でダメージ補修力のあるシャンプーに変えることで枝毛はかなりなくすことができます。
切れ毛になりやすい髪質
髪質には個人差があって、太くて硬い髪質や、細くて柔らかい髪質など様々なタイプに分かれます。
こういった髪質の違いでも切れ毛になりやすい、なりにくいがあります。
切れ毛になりやすいと言われることがある髪質は、細くて柔らかいタイプです。
細い髪の毛には髪の毛の内部にあるタンパク質が太い髪質よりも少なく、髪の毛が弱い傾向にあります。
そのため、ブラッシングなどで切れやすい髪質と言えるでしょう。
また、くせ毛も切れ毛になりやすい髪質と考えられています。
くせ毛は、水分が少なく乾燥している場合が多いので、硬く、しなやかさがないために切れやすいのです。
細くて柔らかい髪、くせのある髪質の人は、切れ毛に注意しましょう。
髪質をコントロールする働きを持っているシャンプーやトリートメントなども販売されていますので、注目してみてはいかがでしょうか?
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切れ毛ができる7つの原因
切れ毛ができる原因には次の7つが考えられます。
- ドライヤーの熱
- パーマ、カラーリング
- 紫外線
- 摩擦
- 女性ホルモンの乱れ
- 栄養不足
- 睡眠不足
このように、生活の中の様々な場面で切れ毛の原因が起きているのです。
順番に詳しく見ていきましょう。
1.ドライヤーの熱の影響で切れ毛ができる
切れ毛の原因として挙げられることのひとつに、ドライヤーの熱の影響があります。
髪の毛は熱に弱く、熱ダメージを受けた髪は切れやすくなってしまうのです。
髪の毛とドライヤーの距離が近すぎたり、濡れた髪の毛を完全に乾くまでドライヤーの熱にさらしてしまうことが、切れ毛の原因になるのです。
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2.パーマ、カラーの回数が多い
あなたはパーマやカラーの頻度が多すぎませんか?
お洒落を楽しむために髪の毛にパーマをかけたりカラーをしている人も、あまり頻繁にしてしまうと切れ毛になりやすくなります。
パーマやカラーは薬剤を使って髪の毛にカールをつけたり着色するものなので、薬剤が髪の毛にダメージを与えてしまい、切れ毛ができるのです。
パーマやカラーは3か月くらい間を空けるのが良いと言われています。
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3.紫外線で切れ毛ができるメカニズム
紫外線も切れ毛の原因になります。
紫外線は髪のキューティクルにダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けたキューティクルがはがれてしまうと、髪の内部の水分やタンパク質が流れ出して弱くなってしまうため、切れ毛になるのです。
また、紫外線は髪の毛のタンパク質そのものを変化させてしまうこともあります。
帽子や日傘を使って髪の紫外線対策を心がけましょう。
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4.枕やタオルの摩擦でも切れ毛ができてしまいます
お風呂上りにタオルで髪をゴシゴシ拭いてしまったり、乱暴なブラッシング、枕による摩擦も切れ毛の原因になります。
特に、濡れた状態の髪はキューティクルが開いた状態でダメージを受けやすくなっていて、タオルドライやブラッシングによる摩擦で、キューティクルは簡単にはがれてしまいます。
そして、ダメージを受けた髪は弱くなり、切れやすくなってしまうのです。
タオルドライは髪を挟んで水分をタオルに移すようにして、摩擦が起こらないようにしましょう。
また、髪が濡れたまま寝てしまうと、枕との摩擦で同じようにキューティクルがダメージを受けてしまいます。
寝る前には髪の毛をきちんと乾かしておきましょう。
5.女性ホルモンの乱れ
女性ホルモンのバランスが乱れてしまうと、髪の毛は弱くなり切れてしまうことが増えると言われています。
髪の毛を育てる働きを持っている女性ホルモンは、男女ともに体の中に存在していますが、女性ホルモンのバランスが乱れる女性の生理や妊娠、出産、更年期などには切れ毛が増えてしまうのです。
体調を整えるように気をつけていると、女性ホルモンのバランスが乱れにくくなるとも考えられるため、規則正しい生活を行うようにし、生理の時や妊娠、出産、更年期対しては、それぞれの体の状態に合った食事や運動、生活習慣の改善を行うようにしましょう。
メリハリのある規則正しい生活をすることによって髪の毛の成長に必要な新陳代謝などが整います。
ストレスを解消することも、自律神経のバランスを整えることに繋がり、切れ毛の対策として有効だと考えられているので、趣味の時間を作ったり適度な運動を行って気分をリフレッシュさせるように生活習慣を工夫することが大切です。
6.栄養不足になると切れ毛が増えてしまいます
ダイエットをしている人は過剰な食事制限をしていると栄養不足に陥ることがありますが、栄養不足によって切れ毛が増えてしまいます。
ダイエットによる栄養不足は、特に髪の毛を構成しているタンパク質とアミノ酸が不足することによって引き起こされてしまいます。
ダイエット中の食事を見直すことは勿論ですが、普段の食生活が外食中心であったり、ファーストフードを頻繁に利用している場合などには、栄養の偏りが起きてしまって髪の毛に必要な栄養が不足してしまうことがあるため注意しておきましょう。
アミノ酸を含む食べ物や、タンパク質を含む肉や魚、牛乳などがお勧めと言われていて、髪の毛を美しく健康に保つためにも海藻類や納豆を食べるようにすると良いとされています。
偏った食事を続けて栄養不足が起きることが切れ毛の原因のひとつだと考えられているため、食事の栄養バランスをよくチェックするようにしておきましょう。
7.睡眠不足
切れ毛を予防するには睡眠不足を解消することがポイントのひとつになります。
睡眠不足は血行不良の原因となり、髪の毛や頭皮に必要な栄養が届きにくくなるため、髪が弱くなり切れ毛ができやすくなります。
夜10時~午前2時の間は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれていて、髪の成長にも重要な時間。
夜更かしはせず、ゴールデンタイムに睡眠をとることが切れ毛対策にも効果的なのです。
切れ毛を目立たなくさせる方法
ここまで切れ毛の原因と切れ毛ができないように気を付けるポイントを見てきました。
しかし、一度できてしまった切れ毛はどのようにケアすればよいのでしょうか?
実は、切れ毛のヘアケアをしても、既にできてしまった切れ毛は元に戻すことができないため、カットやスタイリングで対処する必要があります。
できてしまった切れ毛を目立たなくするためには、どのような対策があるのか見ていきましょう。
スタイリングで切れ毛を目立たなくする
切れ毛はスタイリングを工夫することによって、髪の毛を切らずに目立たなくさせることもできるので、切れ毛がぴょんと跳ねてしまって困っている人はスタイリング方法をチェックしましょう。
手早く目立たなくさせるには、髪の毛をまとめるワックスを使ったスタイリング方法がお勧めです。
また、いつも髪の毛を分けている場所を変えてみることによって切れ毛が目立たなくなることもあり、分け目にはボリュームを持たせるようにすると切れ毛の短さが目立たなくなるようにカバーできます。
洗い流さないトリートメントで切れ毛を目立たなくする
切れ毛がひどい場合には、洗い流さないトリートメントを使って目立たなくさせる方法を試してみましょう。
ヘアオイルなど、しっとりするタイプのトリートメントなら、はねる毛先を抑えることができます。
また、洗い流さないトリートメントは熱ダメージなどからも守ってくれるので、これ以上ダメージを進行させないためにも効果的です。
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おすすめの洗い流さないトリートメント3つを厳選
オススメの洗い流さないトリートメントを4つ厳選してみました。ヘアクリームとヘアオイルを選んでしますので、髪質やなりたい髪にあわせて使い分けてみてください。
切れ毛をカットする正しい処理方法
一度切れ毛ができてしまったら、髪の毛の傷みが広がらないようにするためにも、切れた髪の毛の先から5cm程度上でカットしましょう。
カットは毛先を軽く整えるだけで良いイメージがありますが、切れ毛がある場合、その髪の毛の先から5cmくらいまでは、既に深刻なダメージを受けていることがあるのです。
髪の毛は斜めにならないようにまっすぐカットすることが切れ毛に対処するための正しいカット方法です。
切れ毛がひどくて、ダメージがかなり進んでしまっている場合は一度ショートヘアにすることを考えているのもいいかもしれません。
傷んだ部分をすべて切ってしまって、これから生えてくる髪を傷まないようにケアして、キレイな髪を伸ばしていくのです。
その方が、サラサラな髪になる近道になる場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?
一度できてしまった切れ毛は元通り修復できませんので、日頃から髪にダメージを与えないようにすることが大切です。
できれば補修効果の高いシャンプーやトリートメントでキューティクルがはがれないようにする方が良いでしょう。
できてしまった切れ毛はカットして、それ以上ダメージが広がらないようにケアしていきましょう。
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